知床岳と硫黄山の間、知床連山から日が昇る...

能取岬にはこの瞬間を見るために10名くらいが集まってきていた。

能取岬で夜明けを迎えるために先を急ぐ。

途中、突然エゾジカが飛び出す。フルブレーキで激突は回避したが、気がつくとエゾジカの大群にZ4Mが囲まれていた。

すぐに群れは去って行ったが、すこし時間をロスして、岬へ到着。

カメラの準備をして岬へ走った...

やっぱりこの道は気持ちいい...

まぁでも過去訪れた時の風景には及ばないな。

今日は全く雲がない...

6日目 2008年9月11日  道東の海、湖沼、峠を楽しむドライブ

能取岬の夜明け

能取岬の道ふたたび

美岬ラインを走って...

網走起点の朝は能取岬から始まる。

紅く色づくサンゴ草、雲が流れる藻琴峠、様々な色彩に変わるオンネトーの湖面。

朝の峠の気温は5度、日中は30度近く。

夕刻のすじ雲が天気の崩れを知らせていた...

能取岬では、この道で長い時間を過ごす。

AM 5:20の岬はまだ薄暗く、冷たい風が吹く。

正面に広がるオホーツク海には雲ひとつ無かった...

昇った太陽がオホーツク海を照らし始めた。

能取岬から知床はすごく近く感じる。

オホーツク海は、今日も穏やかな表情だった。

岬の突端から戻る途中、振り返って見ると、能取岬灯台の右に知

床連山が見えた。一番右の高い山が羅臼岳である。

能取岬を出て、道道76号美岬ラインを走る。

美岬トンネルを出たところから、能取岬を眺める。

この場所には山に遮られて、陽の光は届いていない。

美岬トンネル西側のパーキング下の海岸はいつも釣人で賑わっている。何本も竿を砂浜に突き立てていた。

能取岬の東岸を走る...

3年前はダートだった道だ。

このあたりの湖面は9月になんとも言えない色になる。

昨年はすばらしい色彩だったが... まぁこれでもまぁまぁかな。

農場へ続く道。

ここの風景も毎年写真を撮っている...

今年の色彩は...

ただの緑一色でした。

2年前の風景が忘れられない...

2008年のサンゴ草は?

早朝だと言うのに、結構クルマが来ていた。

空には雲ひとつ無い。

さて~これからどこを周ろうか?

ぜんぜん決めてなかったのだ...

うーん。

空は晴れているんだが...

藻琴山と知床連山の間の少し標高が低い部分が雲の流れ道になっている...

陽が昇り、岬を覆う草原を照らす。

そろそろ、今日の旅へ出かけよう...

秋の能取湖を赤く染めるサンゴ草。

今年の色はどうだろうか?

朝露で少し濡れたサンゴ草はそこそこ赤い。

小清水ハイランド725からの風景

小清水ハイランド725に到着。この725という数字はこの小清水ハイランドのある標高のことだ。藻琴山は標高999mで一升瓶を立てると1,000mになるそうなのだがホンと?

この駐車場の横に売店を兼ねた展望施設がある。

当然その雲は屈斜路湖から流れてきているのだ。

残念ながら屈斜路湖は薄雲を通して見えるのみ。

どうせなら、雲海に全て包まれた姿が見たかったのだが、それにはもっと早朝に来なければならないだろう。

11日のドライブのスタートは朝4時だった。

この日の日の出は4:52だった。能取岬で日の出を迎えるためには4時にはホテルを出なければならない。網走から道道76号を能取岬へ向け走る...

途中の海岸線で見た風景...

ブルーモーメントの時間。知床連山が浮かび上がった...

能取湖方面を見ても空に雲は無い。

苦手なドピーカンの天気になりそうだ。

能取湖を巡り、卯原内へ向かう...

これが8月までは青々とした普通の水草だと言っても信じない人もいるだろう。

初めて卯原内に来た時は7月で普通の水草だった。

この赤く染まったサンゴ草を見たときは仰天したものだ...

悩んだ末、今日は内陸を目指すことにした。

卯原内から道道591,248,246,249経由(途中農道の名前は不明)で国道334号へ、大空町で道道102号で藻琴峠へ向かった。

どこまでも続く農場の風景、空は青空だけで殺風景だった...

道道102号を南下して行く。

南下といっても、1,000mの藻琴山を目指して走って行くのだから高度は上がる。

写真の正面が藻琴山だ。

よく晴れているから、屈斜路湖は良く見えるだろう...

当然その雲は屈斜路湖から流れてきているのだ。

残念ながら屈斜路湖は薄雲を通して見えるのみ。

どうせなら、雲海に全て包まれた姿が見たかったのだが、それにはもっと早朝に来なければならないだろう。

この正面は摩周湖。

雲に覆われていた...

ベールのような雲は次々に流れて行くけれども、切れることは無かった。