とにかく、積丹では再びうにを食べようとうにの店「みさき」へ向かう。

海岸線には奇岩が続く...

蒼い海岸、島武意

しばらくこの少年と磯遊びをした...

シューズを脱ぎ捨て、ジーンズをまくって海に飛び込む。

水は冷たい...

石をひっくり返すと、海老やカニなどが出てくる。

何度か滑って、ひっくり返りそうになる。

再びトンネルを抜けてやってきた蒼の海岸。

1時間20分後の現在。

水平線に沿って、白い雲が浮かんでいた...

南の海には無い美しさを見せる、北の海の海岸。

そらに浮かぶ雲はちぎれ、上空に流れていく...

海岸には、廃屋と石垣。

石が敷き詰められた浜に、打ち寄せる穏やかな波。

そしてその色を、なんて表現すればいいのか...

海まで走り出す...

石だらけの海岸に転びそうになった。

雲は見る見る大きくなっていた。

喉の渇きを感じ、カメラを地べたに置いてお茶を飲んだ。

腕は腰、ペットボトルを天に突き立てて飲む...

水が冷たすぎる。

波うち際に座って濡れた足を拭いて、ソックスを履いた。

もちろんシューズもね...

なんだか疲れてしまって、長い時間座り込んだような気がする。

オホーツク海を望む駅で夕暮れ

島武意海岸を出て、道道913号を神威岬方面へ走る...

蒼い空、海沿い、オープンで走る...

最高!

積丹でうにといえばこの店。「みさき」である。

赤ばふん生うに丼は6月~8月の限定メニューだが、今年も食べることが出来た。3,200円だった。

やっぱり、旬の7月に食べたときが一番ウマかったような気がする...

チャレンカの小道は通行止め。神威岬へ

上から見下ろすとあれほど蒼い海岸なのに、間際で見ると恐ろしく透きとおった水があるばかり...

すくって飲んでみると、当たり前だがしょっぱい海水なのだ。

積丹出岬の方向。

この方向が北のはず。

この海岸はいつ来てもいいな。

次回は一日中ここにいようと思うのに、あわただしい日程を組ん

でしまうのはどうしてだろう...

「みさき」を出て、国道229号へ出る。

正面に神威岩が見えた...

なんて風景だ...

遠くから見ても神威岩は存在感が大きい。

この磯の海の色も忘れがたい。

完成された蒼い海岸がここにある。

夏の終わりに、この蒼の風景を目に焼き付けよう。

つづら折の登りの道から、島武意の海岸を振り返る...

名残惜しい気持ちにさせる、この蒼い海岸。

来年は来ないかもしれないけど、またいつか来るんだろう...

また来るその時も、この海岸はこれくらい蒼いのだろうか??

神威岬の先端へ向かう「チャレンカ」の小道は工事のため(遊歩道の鉄橋5基が塩害で老朽化したため工事。通行止め期間は9

月1日より12月11日まで。現在は復旧済み)通行止めだった。もちろん事前に知ってはいたが、とりあえず無理とは知りつつこの「女人禁制の門」までは来て見た。

これから向かう、積丹半島西岸の道。

正面に見えるのは「たこ岩」と言われる奇岩なのだが、国道229号をまっすぐ走ると、この岩の横は神岬トンネルでショートカットしてしまって通り過ぎてしまう。

わかってはいたのだが、今年もすっかり忘れて通過してしまった...

神威岬、神威岩を見るためには高台の展望台へ上らなくてはならない。

人でいっぱいだったが、やはりこの景色は最高だ。

海がなんて色してんだろう...

たまらないな。

龍の頭のような神威岬を見下ろす。

この天気にチャレンカの小道を歩けなかったことはすごく残念だった。

駐車場まで降りていって、なぜかソフトクリームを買っていた。普段はあんまり食べないのにねぇ。

積丹ブルーソフトだっけ?ミント味だった。

ご覧の通り、見た目でわかる。

すごく不味い。気持ち悪い...

ふた口食べて、すぐ捨てた...

積丹半島西岸を行く

国道229号から神威岬を振り返る。

北西に向かって突き出した岬を真横から見ることが出来た。

さらば、神威岬。

この先はひたすらこのような道が続く。

初めて北海道へ来たときにはこの道は無かった。

海沿いの道、岩礁を突き抜けるトンネル、ロックシェード。

道はこれを繰り返して岩内へ向かう。

茂岩という集落にたどり着いた。

小さな砂浜は海水浴場になっていて海がきれいだった。

このあたりの国道229号は年々道路が改良され新しいトンネルが

出来ている。古い道路を新しく作り直しているだけではなさそうで、災害の復旧で新ルートに付け替えられ

ている例もある。この積丹の厳しい冬の環境が想像できる。

弁天島へ渡る橋。

すばらしい晴天だった。

抜けるように蒼い...

蒼天の空だ...

そして、この透明度の海。

浅い所で海に入ってみようとしたが、かなり冷たい...

この写真の場所は結構深いはずなのだが、その透明度で深度を感じない。

岩礁に座って、はだしになって、足だけ冷たい海につけた。

冷たさもしばらくすると慣れるものだ。

結構長い時間、この風景を楽しんでいた...

追分ソーランラインを行く

国道229号、まもなく岩内へ到着と言うところ。

正面には雲がかかっているが羊蹄山が見える。

岩内の街はそのまま通り過ぎて先を急ぐ...

雷電岬を望むところで小休止。

刀掛岩をいつも確認してしまうのは、なんとなく今年は崩壊していないか心配なせいもある。

この雷電海岸前の道も良くなったものだ...

バックには今走ってきた積丹半島がはっきり見えた。

去年はここから入る刀掛トンネルを出た瞬間に豪雨だった。

寿都湾ごしに正面に弁慶岬が見えてくる...

まもなく寿都の町を通過する。

奥の雄大な山は狩場山。

先に見える半島を海岸沿いにトレースして行く。

スピードは速くない。

ドライビングハイになる...

そして、弁慶岬でおにぎりをかじった。

天気はすこぶる良かった。

追分ソーランラインは交通量も少なかった。

寂しさを楽しむ旅。