早春、海を巡る九州の旅 2009/3 九州
 

この日も天気は上々。

夜明けを佐賀関で迎えて旅はスタート。

大分南部の滝を巡って、阿蘇へ向かう山間部を走る旅。

佐賀関で見る夜明け...

8日目 2009年3月21日 大分県山間部を越えて阿蘇へ

宿泊した臼杵から佐賀関へ早朝向かった。

国道217号は意外に時間がかかって、到着した時にはもう空が白み始めていた。

夜明けの光に照らされ、シルエットだけだった灯台が浮かび上がる。

本当は星空の速吸瀬戸を見たかったのだが、夜明けの30分前ではもう遅い。

夜明けまでの風景を楽しもう。

日の出は、四国の山々から...

6:16だった。

漁船が漁場へ向かって行く...

もちろん狙うのは関アジ、関サバだ。

関崎灯台。

この灯台からの夜明け、夕暮れの風景は九州の白眉だと思う。

県道635号から国道217号へ出るには民家の中の細いルートを通る。

迂回も出来る。

AM7:00 佐賀関を出て一旦臼杵に戻る。

佐賀関南岸の狭い道を行く。黒ヶ浜と言われる黒い石の海岸だ。

沈堕の滝は大野のナイアガラと観光的には言われる滝。(近くの原尻の滝は東洋のナイアガラらしい)

その昔、室町時代に雪舟が訪れ「鎮田瀑図」を描いた事で有名である。

今は昔あった水力発電所の堤防が沈堕の滝のすぐ上にできており すこし風景を壊している。水量もむかしに比べれば少ないそうだ。桜の花も咲き始めていた。

それでも、なかなか素晴らしい風景だった。

この大野川は大分県を代表する川。遠く高千穂から流れ、阿蘇を経由しこの地を流れ、別府湾に流れ込む。

滝は幅100m、高さ20m。ナイアガラとは比較すべくも無いが、なかなかの景観とは言える。

国道502号を少し走ると道の駅原尻の滝へ到着する。

こんな平地に滝なんてあるのかな?

と、のどかな公園の中を歩いて行く。

緒方川に架かる滝見橋。

結構揺れます。

ここから滝が一望できるはず。

これが原尻の滝。なかなかの景観だ。

滝の上部には道路が通っていて、自分のクルマを持って来る事も可能だが...

ちょっと人目がありすぎてハズカシイ。

滝の下へ降りて、滝を見上げる。

なんかいい気分になる。

黒が浜の先の道が狭いところ。

高波が来たら絶対海水を被ります。

臼杵から国道502号、国道10号との重複区間を越えて、ふたたび国道502号へ。

そしてまた三重町で国道502号は国道326号と重複。

沈堕の滝を目指して国道502号から県道26号へ入る。