去年の3月の旅では開通前だった鷹島肥前大橋を渡って鷹島へ。強風吹くなか未踏の地だった鷹島を周回する。

この日はいろは島を囲む地をいろいろ巡ってみようと決めていた。

もう一つ決めていたことがある。島々の風景とZ4Mを一緒に写真のフレームにおさめること。

さて、良いビューポイントが見つかるだろうか?

ゆっくりと、青い浅い小さな海を巡る旅です。

鷹島肥前大橋へ

2日目 2010年3月21日 鷹島といろは島を巡る旅

ホテルを7時にチェックアウトして、県道33号、国道204号、県道217号経由で鷹島肥前大橋を望む展望広場にやってきた。

昨日までの暴風雨は雨はやんだが、強い風は依然吹いていた。

この展望所のロケーションはすこぶる良い。棚田の向こうに鷹島肥前大橋が見える場所だ。

田に水が入れられる季節には夕陽の撮影のカメラマンで賑わうだろう。

鷹島肥前大橋に向かう県道109号はなかなか気持ちいのいい道路。

海に向かってこのまま橋に流れ込む...

道の駅鷹ら島から、県道109号、158号を経由して鷹島北端にあるモンゴル村へ向かった。

到着した北端の地は強風が吹きすさんでいた。

モンゴルでゲルと言われる移動住居が並ぶ。パオとも呼ぶがこれは中国語の「包」から来ている中国由来の名らしい。

ここはモンゴル村のシンボル広場らしい。

碑はどうでもいい。玄海の風景を愉しむための場所。

しかし、風が強い。今にも吹き飛ばされそうだった。

次は鷹島の南部へ向かった。

どこが県道なのかいまいち分からない細い道をうろうろして、いい風景を探した。

牧の丘史跡公園というのがあったので立ち寄る。

桜が既に満開だった。

段々畑が広がるのどかな道を心ゆくまでオープンドライブしました。

鷹島を周回する道をほぼ一周し、鷹島肥前大橋を後にしました。

天気も上々、少し空が霞んできているのは気になります。

さて、大好きないろは島へ...

遥かに平戸島が見えている。鷹島は既に長崎県。

そうそう、鷹島肥前大橋は佐賀県との県境だったのだ。

鷹島肥前大橋は佐賀県唐津市肥前町と長崎県松浦市鷹島町の間の日比水道をまたぐ橋長1,251mの斜張橋。2本の主塔から、72本のケーブルが伸びている立派な橋だ。

モンゴル村を出て、宮地岳という山に向かった。

ここに展望所があるらしいのだ。

展望は良好だったが、わざわざ立ち寄る程でも無いような気がした。

鷹島の西端、舩唐津免の港まで行った。そのまま県道を離れて島の北岸の道を行く。

遥かに見えるのは星鹿城山である。

次に鷹島東岸にある鷹島海中ダムへ向かった。

このダムは入江をせき止め、中にたまった海水を上から降ってきる雨水との比重差を利用して海水を海に押し出して出来た淡水のダムです。とはいえ、実際に見ても堤防程度にしか見えません。

橋を渡ると、道の駅鷹ら島(たからじま)がある。

ここから渡ってきた橋を眺めた。道の駅はまだ営業していなかった。

モンゴル村は蒙古軍の襲来が鷹島沖を舞台に繰り広げられたことから作られた施設。

モンゴルから運んできたゲルには実際に宿泊が可能だそうだ。

そして、島々の風景が美しい...

右方向の草原がさっきまでいたモンゴル村である。