この日が旅の最後の日。天気はあまり良くないようだ。九州で一番好きな国道448号を北上して日南海岸を目指す。

旅の終わりの空はまだら雲とも呼ばれる高積雲だった。

雨の多い旅だったが、満足感があった。最終的には7日と10時間の旅。走行距離は4,270Km。雨の3日間は、温泉入ってごろごろ、飯食ってごろごろしていましたのであまり距離は伸びていませんが、ゆっくりゆったりめぐる旅もいいものです。

何度も行ったところばかり巡りましたが、やっぱり旅はいい。

南大隅に別れを告げに...

8日目 2010年3月27日 日南海岸から帰路へ

7時にホテルを出た。

今は使われていない「佐多岬ロードパーク」のピンクのゲート横を通り過ぎる。

既に雲が出て来ていた。

宿泊したのはホテル佐多岬。おそらく本土の最南端のホテルだろう。

大泊湾から昇る朝日を部屋から見ることができる。

2回ほど宿泊したことがあるけど、この日も宿泊客は少なかった。

数少ない南大隅の宿泊施設なので、ぜひ営業は続けていってほしいものだ。

ボクがいる場所が、南大隅ウィンドファームの根占発電所。下の写真Z4Mの背後の尾根沿いに建つ風車群は佐多発電所の風車群である。

南大隅に別れを告げるため、県道564号、74号を経由して南大隅ウィンドファームへやって来た。

ここは開聞岳を眼下に見ることの出来る場所。

すこし霞んでいたが、開聞岳が雄大な姿を見せていた。

そして岸良の海岸にたどり着く。

昨日も来たのだが、この美しい海岸を素通りできない。

こういう旅のワンシーンは、いつまでも記憶に残る。

風の記憶と香りと共に

JAXAのある美濃峠から内之浦へ下っていく。

この風景を見るためだけでも、国道448号は北上すべき道路なのだ。

馬は山の上に行ってしまっているようで、ほとんどいなかった。

遥か海の向こうが走ってきた大隅半島だ。

県道68号を外之浦方面へ抜ける。

正面にはただ海だけが広がる風景。そして最果ての海沿いの道を行く...

海は太平洋。

何も遮るものがない外洋が広がっている。

ここは海が荒れると波を被り進む道。

最果て感を感じながら海沿いを北へ...

県道68号は途中で消えてしまう。県道68号は鹿児島で2番目に長い総延長らしいが、南大隅町内のルートは複雑怪奇。

ぜひトレースしてみてほしい。

国道448号を北へ...

国道448号が県道74号と分岐する付近は、ここ5年くらいずっと改良工事が行われている。

断崖絶壁に桟道を作るようなもので、かなりの難工事のようだ。

改良された区間はこのとおり、何も無い太平洋を右に見て走る快走路だ。

昨年は雨の中だった都井岬だが今年は一応晴れている。

高高度にあるまだら雲が少しじゃまだが...

都井岬を出て、さらに北へ。宮之浦を抜け、新たにできた恋ヶ浦トンネルを抜けて恋ヶ浦へ。

ここも大好きな美しい海岸だ。

開聞岳は南大隅から見た姿が一番美しいとボクは思う。

対岸、山川の象徴的な山である「竹山」、そして海に浮かぶ尖った岩礁「俣川洲」(またごし)が見えていた。

竹山の左側が山川砂むし(伏目砂むし)温泉である。

開聞岳に別れを告げる。

また来よう。さようなら。しばらく。

県道68号から国道448号へ入る。

海に抜けるまでのこの道はスピード注意。

交通量が少なくしかもいい道。知らない間にスピードが上がって来る道なのだ。

国道448号は船間トンネルを抜けて、太平洋岸に抜ける。

船間の集落へ向かう県道74号を見下ろす風景。

国道448号は大隅半島を抜けて志布志湾沿いに出る。

志布志の街を抜けて都井岬へ向かって東へ進路を変える。

国道448号を北へ...

11時に都井岬にやってきた。

雲は一旦切れて、青空があった。

まだら雲が多くなってくる。

石波海岸はまたダメだろうか?

どうも日南海岸は天気に恵まれない...

幸島が見えてきた。