道の風景 夏の日。北へ向かう貨物列車、海沿いの道、ボクのエス S2000 笹川流れ
 
夏の日。北へ向かう貨物列車、海沿いの道、ボクのエス

或る、夏の日。ボクは笹川流れを旅していた。

目眩がしそうなほどの強い陽射し

海沿いを行く道の傍らにエスをとめた

汗でぬれたポロシャツをガードロープに引っ掛けて

海へ向かって駆けて行こうとしていたその時...

甲高い警笛が突然響く

後ろから、唸るような赤い電気機関車の音

後につづく長いコンテナの貨物列車

どこまで行くんだろうか。

そしてボクは今日どこへ行くんだろう...

焼けたアスファルトがまぶしい

暑い夏に出会った一瞬の風景