灯台のある風景 美保関燈台 島根半島
 

島根半島の東の果て、地蔵崎に美保関燈台はある。山陰地方で最古の灯台だという。

この灯台は隣接する旧事務所や宿舎がビュッフェとして使用されており、外観は古くからの佇まいを損なわないように保存されている。

ボクはこのタイプの石造りの灯台は好きだけれど、美保関燈台はそれほど好きじゃない。観光客が多すぎるし、上の灯台の写真は敷地が狭いために誰が撮ってもこの構図になってしまう...

でもやっぱりビュッフェがあるのはいいかも。あまり美味しくないコーヒーだったけど、熱いコーヒーを飲みながら海に向かうカウンター席に座って遙か隠岐を眺める。騒がしくなければ、なかなか旅情に浸れる場所かもしれない。

美保関燈台

航路標識番号 0848 [F7316]

位置 北緯 35度34分03秒 東経 133度19分31秒

塗色・構造 白色 塔形(円形) 石造

灯器  LB-M60型灯器

灯質 単閃白光 毎12秒に1閃光

実効光度 49万カンデラ

光達距離 23.5海里 約44km

明弧 115度から52度まで

高さ 地上~塔頂 14.0m

標高 平均海面~灯火 82.91m

初点灯 1898年(明治31)11月8日

所在地 島根県松江市美保関町大字美保関字大平

管轄  海上保安庁第八管区海上保安本部