灯台のある風景 平舘灯台(たいらだてとうだい) 津軽半島
 
平舘灯台(たいらだてとうだい)

航路標識番号 1504

位置 北緯41度10分20秒 東経140度38分47秒

所在地 青森県東津軽郡外ヶ浜町平舘太郎右エ門沢 1

塗色・構造 白塔形コンクリート造

灯質 単閃白光、毎5秒に1閃光

実効光度 82,000 cd

光達距離 14.5海里(約26.8km)

塔高 23 m

灯火標高 23 m

初点灯 明治32年4月1日 昭和35年12月改築

津軽半島と下北半島北部の間にある海峡を平館海峡と言う。

最狭部の幅は約8kmで二つの半島がもっとも接近するところでもある。

すぐそこに下北半島が見えるその場所に平館灯台はある


龍飛岬を目指す旅人は県道14号で内陸を抜けて今別へ抜けていく

それじゃあ、津軽半島を愉しんだ事にはならないよ

平館灯台がどんなにいいところか知ってるかい

この風景に出逢った旅は

北の大地と岬をめぐる旅 2008年北海道

フェリーの航跡が波になって寄せてくる

穏やかな夏の海

海抜ゼロメートルの海岸のベンチ

座り込んで、水を飲む

蒼い空には雲が流れていた

草地が広がるこのベンチに腰掛けて、平館海峡を行きかう船をぼぉーっと見ていた

澄みわたる青空と、ここちよい風

穏やかな波の音、白亜の灯台が見守って

この旅にそれ以上になにが必要だろうか?

晴れた日の津軽に来て、ここに来ないことがどれだけ勿体無いことか

夏の終わり、最高の青空に恵まれた日に