冬の終わり、九州の旅 2007/03 九州
 

3日目 2007年3月12日  西海を望む海岸線を走る...

北九十九島から昇る朝日を平戸東岸から見て、平戸の西端宮ノ浦へ。

五島列島を望む西岸を走って、平戸を離れる。

北九十九島の青い海と緑の小島を見下ろす展望所。本土最西端の神崎鼻。

そして南九十九島を見下ろす展海峰の絶景。

西海橋を渡って、夕陽が丘そとめで見た夕陽は...

平戸の夜明け

5時起床でホテルをチェックアウトして、行き先を考える。

やはり、宮ノ浦漁港を目指すことにする。橋で結ばれた日本最西端を名乗っている街である。

真っ暗な国道383号線を進む。

千里ヶ浜海水浴場を越えた、水垂あたりで夜が明ける風景を眺めることにした...

美しい朝だ。

時刻は6時21分。

穏やかな海に陽が差して来た...

対岸の山の稜線は雲が切れていた...

夜明けだ。

なんともいえない色...

太陽が昇るにつれて、雲が移動していく...

なんともすばらしい風景。

こんな日の出を見たのは初めてだ...

サンドイッチをかじりながら、明るくなるのを待った...

西の果ての漁港へ向かって...

国道383号線を終点、志々伎町まで進んで、県道19号に入る。

県道19号は概ねこのような快走路。

でも、突然1.5車線になるので注意が必要である。

堤防に登って、漁港を一望する。

観光施設らしいものは一切無い...

但し書きつき最西端の宮ノ浦へ...

漁港の端から沖に浮かぶ中ノ島、高島を望む...

荒涼とした風景。

天気は回復せず厚い雲がたれ込んでいた...

千里ヶ浜方面を望む。

だんだん明るくなってきた。

橋で結ばれたというのが、但し書き。

本当の日本最西端は、与那国島の西崎(いりざき)。

本土最西端は、神崎鼻。

右から高島、尾上島。

さらに奥には五島列島が見える...

宮ノ浦から県道19号そして国道383号を経由して下中津良からまた県道19号に入る。

ここから平戸島西岸を巡る旅だ...

猪渡谷から名もない農道へ左折する。これはツーリングマップルのお奨めにもなっている。この風力発電所まではなかなか良い2車線道路である。この風力発電所へは立派なカンバンの案内もあるので迷うことは無い。

そしてこれがアプローチの道路。2基の風力発電のプロペラが見える...

風力発電所で見た絶景...

港の端にもこのカンバンがある。

この2つのカンバンが唯一観光用の施設と言えるだろうか...

愛車のZ4がミニカーに見える!なんて雄大な風景だ!

ここは川内峠以上の平戸島一の絶景ポイントと言ってしまおう。

沖に見える島は、右が上阿値賀島、左が下阿値賀島。

この島は島の周囲が柱状節理の断崖になっていて、国の天然記念物に指定されている島である...

その向こうの島々は、五島列島である...

雲が風で流れていく...

陽が差してくるところ、雲の影になるところ...

めまぐるしく晴れ間が変わっていく。

ふもとの堤町が陽だまりに照らされた一瞬...

風車が2基と、風力発電所としての規模は小さいこの場所。

ただし、風力発電所のロケーションとしては全国でも随一かもしれない。

ここに来て本当に良かった。

大パノラマ広がる風車の高台。

はるかに見えるのは五島列島である...

高台から北を望む...

正面は昨日訪ねた生月島である。

生月大橋もうっすら見えていた。

平戸一の絶景ポイント 平戸風力発電所

こりゃあ絶景だ!

Z4もここまで来て満足そうに見えるではないか。

手前の岬は神船崎、その向こうの険しい山は佐志岳。

さらにその向こうには志々伎湾、そして宮ノ浦である。

雲が風で流れて、刻々と風景が変わっていく...

ピーカンの快晴ではないが、この天気にここへ来て良かったと思う。

平戸の西岸を県道19号で行く...

発電所から下る道...

これからしばらく西へ向かう。

しばらくすれば県道19号に合流だ。

平戸風力発電所を出て、県道19号に入る。

飯良町あたりでは県道は急に細くなり1.2車線となる...

農村の風景がしばらく続く。

さらば平戸島...

平戸大橋が見えてきた...

平戸の旅は印象深い風景に出会う旅だった。

生月島のサンセットウェイ、大バエ灯台で見た風景...

平戸西岸を一望した平戸風力発電所。そして川内峠の風景。さようなら平戸島。またいつの日か...

まもなく宮ノ浦漁港である。

地元のクルマ以外全く走っていない。

オープンのZ4で入っていくと、通学途中の小学生に取り囲まれた。

ようやく、橋で結ばれた日本最西端のみなとまち 宮ノ浦漁港に到着。

最西端とは言っても、本当の端にあるわけではなく、ちょっと中途半端なところだった...

平戸風力発電所は絶景だった...

私のほかには誰もいない。

根獅子の浜という美しい砂浜が1キロも続く海水浴場に出た。

ここは寛永12年(1635)にキリシタン信徒70名がこの浜で処刑された場所だと言う。

冬の厳しい波風が打ちつけた、ゴミが砂浜に散乱していた。この日は美しい海岸の姿は見れなかった。

隣にある人津久海水浴場は平戸一きれいな海岸だと言う...

シーズンにもう一度訪ねてみたいものだ。

前方に生月島が見えてきた...

まもなく生月大橋に出る。

このまま県道19号を平戸大橋まで進む。

このルートは昨日からもう3回目だ。