冬の終わり、九州の旅 2007/03 九州
 

4日目 2007年3月13日  長崎南部の海岸線を走る...

朝起きると長崎は曇っていた。

野母半島先端まで行って、南岸から、島原を巡るドライブ。

島原では晴れて来たのだが、なぜか気分が乗ってこなかった。

そんな時は、一気に...

4日目の朝は野母半島へ向かう

3日目の夜は長崎で泊まった。この夜食べた割烹料理がものすごくウマかったのだけど、写真がなぜか無い...

しょうがないので、次の朝である...

長崎から国道499号を早朝出発。途中県道29号に入って長崎港の全景をみようと思ったが、半島をぐるっと回っても展望のいいところが見つからなかった。

もう一度国道499号に戻って海沿いを走る。

このようにこの日はどんより曇っていた...

沖に見える島は高島である。

野母漁港の手前にある「水仙の里公園」の展望台である。

ここには、1千万本の水仙が植えてあり、12月から1月にかけて水仙が咲きみだれるそうである。

公園からの島々の眺め...

はるかに見えるのは西彼杵半島である。

時間は7時35分。

野母半島先端の権現山に向かった。

野母崎先端の権現山展望公園へ

このあとはどこに行こうか迷ったが、島原方面を目指すことにした。

樺島から県道34号を経由して島原半島へ向かう。

野母半島の南岸をくねくね巡る、ローカルな道路である。

走り出してすぐ野母半島の尾根に登る。南岸沿いにある道だが、北岸の風景が広がる...

この権現山は江戸時代には「野母遠見番所」が置かれ、阿蘭陀船や唐船の入港監視にあたっていた場所なんだそうです。

遠くに軍艦島が見えています。

そして、端島が見えてきた...別名を軍艦島と言う。

この島のシルエットは旧日本海軍の土佐に似ているのだそうだ。

ここが炭鉱であったことは有名だ。良質な強粘炭が取れ、隣接する高島炭鉱とともに、日本の近代化を支えてきた炭鉱の一つだったのだ...

展望台から長崎方面を望む。

今走ってきた、野母半島の全景である。

朝日が雲から顔を出し始めて明るくなってきた...

権現山から見た、樺島大橋

陽の光が海を照らし、黄金色に輝いていた...

樺島大橋のシルエットが浮かび上がる。

印象深いすばらしい風景だった...

宮ノ浦から県道19号そして国道383号を経由して下中津良からまた県道19号に入る。

ここから平戸島西岸を巡る旅だ...

猪渡谷から名もない農道へ左折する。これはツーリングマップルのお奨めにもなっている。この風力発電所まではなかなか良い2車線道路である。この風力発電所へは立派なカンバンの案内もあるので迷うことは無い。

そしてこれがアプローチの道路。2基の風力発電のプロペラが見える...

県道34号のひなびた道を行く

写真を見ると暖かそうだが、実はこのときはこの冬一番の(3月だが...)寒波が襲来していた。

どうも風邪を引いてしまったみたいで、風邪薬を入手するために薬屋を探すと、国道沿いに大きなチェーン店のドラッグストアがあっさり見つかった。

島原の果てに来てもコンビニはあるし、変わったものだ...

昔来た時は、なにも無かったところだ。

公園のはるか先に見えるのは、天草である。

一気に南下したものだ...

うーんこれからの行き先に悩む。

雲仙に上るか、海沿いを一周するか?

なんとなく気が進まないルートである。

気温が上がってきて、南方の天草はもやってきている。

手前の島は湯島と言う島である、はるかに見えるのは天草上島である。

海沿いの、のどかな風景の中をクルージング。

雲仙の山々が再び見えてきた。

原城跡は昔に行った事があるので立ち寄らないことにして、県道47号経由で雲仙を目指すことにした。

風邪薬のおかげか頭痛も治まって来たようだ。

島原南岸から雲仙へ向かう

仁田峠循環自動車道路を走る...

仁田峠にやって来た。

野母半島先端の権現山展望公園(標高198m)に到着。

国道499号野母崎交差点から向かう道は人家が密集する極端に狭い道なので、水仙の里公園からの道を行ったほうがよい。

ただその先も、権現山へ向かう道は離合困難箇所が多いので注意が必要である。

展望公園の駐車場には他にクルマは無く、BMWのバイクに乗ったキャンパーが一人いただけだった。

野母崎の先端部を望む。

先端部は南南西を指す。

すぐ先は天草灘である...

野母崎先端部にある樺島を望む。

雲間から顔を出した太陽が、樺島大橋を照らしていた...

宮ノ浦から県道19号そして国道383号を経由して下中津良からまた県道19号に入る。

ここから平戸島西岸を巡る旅だ...

猪渡谷から名もない農道へ左折する。これはツーリングマップルのお奨めにもなっている。この風力発電所まではなかなか良い2車線道路である。この風力発電所へは立派なカンバンの案内もあるので迷うことは無い。

そしてこれがアプローチの道路。2基の風力発電のプロペラが見える...

宮ノ浦から県道19号そして国道383号を経由して下中津良からまた県道19号に入る。

ここから平戸島西岸を巡る旅だ...

猪渡谷から名もない農道へ左折する。これはツーリングマップルのお奨めにもなっている。この風力発電所まではなかなか良い2車線道路である。この風力発電所へは立派なカンバンの案内もあるので迷うことは無い。

そしてこれがアプローチの道路。2基の風力発電のプロペラが見える...

島原半島西岸を行く...

気温が上がって、風景も霞んできた。

実際には島原へ向かうのは気乗りしていなかった。

既に何度も行った事があるところだし、それほど気に入った風景も無いところなのだ...

唐比温泉付近にさしかかり、雲仙の山々が大きく見えてきた。

愛野展望台を通り過ぎ、島原街道を一路南へ...

展望台はいかにも観光地って感じで土産物屋が立ち並び、立ち寄る気にならなかったのだ。

島原街道(国道251号)も南端に近づくとこのような海沿いの道。

ロックシェードに守られた道である。

橘湾を右に望みながら快適なドライブが続く...

加津佐道路公園という公園に立ち寄った。

この辺の海沿いドライブは好きだな。

車も少なく、オープンでのんびり走る...

なかなかすばらしいワインディングなのだが、延長約8.2Kmしかないのでぶっ飛ばしてもすぐ終わりである。

5月のミヤマキリシマが咲き乱れるシーズンには無料開放されるそうだ。

仁田峠循環自動車道で有名な雲仙展望所である。

正面には平成新山が雄大な姿を見せる...

他に車が無かったので、いい加減な止め方をしてしまった...

雲仙展望所から望む南島原の街。

下界は晴れていたのに、いまは雲が垂れ込めている...

この展望所、実際にはトイレに入らなくても小便臭くてタマラナイ。

料金取るんだから何とかしたほうが良いよ、長崎県さん。