2日目の天気予報は曇。晴れ間を求めて一気に四国の西岸を目指す。

大好きな蜜柑の国道378号線を巡ってさらに南へ...

柏島を見下ろす展望台から見た風景。そして夕暮れの竜串海岸。土佐清水でセットしたナビの帰路はは950Km。

たった2日の旅だったがそれでも心に残る旅。明石海峡大橋の夜景を見ながら旅の余韻にひたっていた。

2日目の旅の始まりは国道378号を伊予灘沿いに走る

この日は四国全域あまり天気が良くないが、九州に近いほど天気が良さそうだった。海岸を丁寧にトレースするのをヤメテ、新居浜ICから松山自動車道で伊予ICまで進んだ。

おぉ!空が青い。

喜び勇んで、いざ国道378号線へ向かった。

伊予灘を見ながら国道378号を行く。

空には濃いグレーの雲が広がってきた。

少々残念だが、この天気でも此処に来たら必ず立ち寄るところに寄らねばならない。

下灘駅である。青春18きっぷのポスターで有名な駅です。

「日本一海に近い駅」だという人もいるが、海側に国道378号があり実際には結構距離がある。

この日は天気が悪かったけど、空に広がる雲がなんともいい味を出していた。

山の上にある肱川あらし展望公園からは11月〜3月海から川上に向かって霧が流れ込む幻想的な風景が見れるのだそうだが、この朝は全く霧が出ていなかった。

このまま一気に八幡浜へ向かうことにする。

諏訪崎へ...

2日目 2008年11月2日 四国の西海岸を南下して土佐清水へ向かう旅...

長浜大橋

通称「赤橋」と呼ばれる長浜大橋。橋の下に船を通すため中央部18メートル区間を跳ね上げて開閉することができるバスキュール式可動橋である。現存する道路開閉橋としては日本で最古のものである。

この駅の雰囲気は旅心に染みる。

西の空も曇っている。今日の旅は曇り空か...

伊予灘には青島がうっすら見えていた。

海が好きな人の道、リアス海岸を行く国道378号を行く

国道378号で八幡浜の街を越え、道路は再び海沿いへ向かう。

山には蜜柑の木。収穫のトラックが止まっていた。正面に見えるのは舌田の街。

舌田から県道250号経由で諏訪崎へ向かった。

駐車場にクルマをとめて10分ほど遊歩道を歩くと諏訪崎にたどり着く。

天気は一転し、青空が広がってきた。正面は佐田岬である。

八幡浜と別府・臼杵を結ぶフェリーが八幡浜へ入っていく。

先端部の石碑が立つところまで行けないか試行錯誤したけど断崖に阻まれ断念した。

向こう岸は佐田岬。山肌は段々畑になっている。

平坦な地が皆無な佐田岬は全てが斜面に作られているのだ。

海沿いを行く1.5〜1.2車線道路が続く。

山は殆どがみかん畑。

須崎付近、須崎観音へ入っていく場所でしばし、海を見ながら休憩をした。

丸っこい島は巴理島(びりじま)。なかなか印象的な島だった。

大崎鼻灯台は、いまいちぱっとしない灯台だった。

先客はいたが、人の姿は見かけなかった。

ここ大崎鼻は江戸時代から狼煙場があったところで、参勤交代で領主が江戸に向かうときには狼煙が上げられたそうだ。

須ノ川で昼食

展望台から見た風景。

少し霞んでいて、宇和海に浮かぶ島は少ししか見えなかった。

正面遠くに霞むのは日振島。

この先国道56号と合流して国道378号は終わる。

法花津湾に入ってきた。のどかな海を巡るドライブも終了だ。

玉津トンネルを抜けて行く...

再び駐車場に戻った。結構ここの遊歩道は疲れる。諏訪岬も先端部へ柵を乗り越えて向かおうと思ったが、ロッククライミングの道具でも無い限りムリそうだった。

さてこの後は海沿いに南へ向かおう。

再び舌田に戻って、国道378号線に戻る。

漁師町の海岸を抜けて行く...

こういう道を、オープンでゆっくり走る。

これが大好きなのだ。

大崎鼻には灯台があって、展望所もあるらしいので向かってみる。

ただし道は悪いので注意が必要です。

大崎鼻の先の道はこんな感じ。

落石防止の金網がうねって車線幅は一定でない。

でも昔より路肩の心配がなくなったのは嬉しい限り。

大早津の海水浴場についた。

もうすぐ国道378号は終わる。

宇和島の街を国道56号で一気に通過して由良半島を鳥越トンネルで越えたところは須ノ川公園。

美しい海沿いの公園の横に、ゆらり内海がある。

ここで風呂と食事をしようと立ち寄ったのだ。

ここの食事はかなりうまい。そりゃそうだ魚の質が違う。由良半島で捕れたタイやアワビは絶品だ。

そして媛っこ地鶏の唐揚げ。大満足の昼食。そして潮湯で暖まる。