2008年7月の三連休に行った下北半島と陸中海岸を巡る旅。

天気は良いはずだったのですが、いざ出かけると肌寒い天気で気候は下降気味でした...

まずは十和田、八甲田のワインディングを走り回るトレーニングから始まって下北半島へ。

海峡ラインからは快晴!仏ヶ浦はこのすばらしい天気。

この海岸線に降りていく遊歩道は真夏並みにかなり堪えました...

夏の青森へ向かって...

1日目 2008年7月19日 夏の東北に向かって

以前は必ず首都高C1->6->C2->S1経由だった東北道へのアプローチは、今回池袋経由C1->5->C2->S1のルートに変えた。すこぶる快調。まもなくC2からS1への合流。

目的地へとナビをセットした十和田湖までは680Km。

仕事の疲れはあるが、旅への期待とZ4Mのエンジンサウンドに心が高ぶる。梅雨明けの旅へ出発だ...

ここからきくぞうさんは奥入瀬へ、私は十和田湖西岸の国道454号を北へ向かう。

緑のトンネルの中を快走。気持ちいい...

駐車場からひたすら木製の階段と遊歩道を降りていくと、木製の祠がある。ここが仏ヶ浦の入り口だ。

ココで旅の安全を祈ってから、仏ヶ浦に足を踏み入れる...

きくぞうさんが言っていたが、ここは恐山以上に霊が集まるところらしい。

霊感が無い私には何も感じないが...

この日の仏ヶ浦はすばらしい天気だった。

五百羅漢と言われる白い岩肌が青空に映える...

むつはまなすラインから海峡ラインを走る...

仏ヶ浦の駐車場に着いたのは13:40頃だった。

クルマを降りて、深い緑の急坂と階段を下りていく...

気温は30度を越えていた...

前方にZ4Cが見えた...

なんとなく知っているようなクルマだ...

ナンバーの地区も一致しているな。

やっぱり、きくぞうさんだった...

ぴったり併走して、写真を撮った。

気づいて驚くきくぞうさん

北東北へ行くと聞いていたので、会えれば会いましょうくらいの約束だった。

行きの東北道で会うとは思わなかった。

まもなく福島県。

旅の出発はいつも眠い。

無理はしない。眠いと思ったら仮眠だ。

2シーターの仮眠は快適ではないが、車種は変われどもう10年以上オープン2シーターに乗っているのだ。十分慣れた...

滝ノ沢峠を一気に上る...

ここにも展望台がある。

滝ノ沢展望台と名づけられたコンクリート製の展望台へ登ったが...

木に囲まれてあまり眺望は良くなかった。

滝ノ沢峠で国道102号へ合流。虹の湖へ向かって走る。

虹の湖の先で国道394号を城ヶ倉大橋へ

深い渓谷にかかるこの橋からの眺望はすばらしいが、霧で風景は楽しめず...

SAで少し話して、きくぞうさんと再び別れて、北道を北へ...夜明けだ...

空がなんとも言えない色に変わっていく。

この日の天気はあまり期待できないと思っていたが、なんとなくいい天気になりそうだった。高まる期待。しかし再び眠くなってきた。SAにクルマをとめて仮眠をする。

東北道を小坂ICで出て、秋田県道2号を進む。

途中あった笹森展望台はイマイチの展望だった。停まる必要はないかもしれない。

紫明亭展望台は十和田湖でもすばらしい展望を見せてくれるところ...

ここにクルマを停めたら、見覚えのあるZ4Cが...

またきくぞうさんだ。アスピーテラインを走って、ココにやって来たのだそうだ。

東北道で再び寝ていたときに追い越されたらしい...

十和田湖畔から八甲田の道を行く...

国道103号十和田ゴールドラインから、県道40号へ。霧の中のワインディングをひたすら走る。八甲田雪中行軍遭難地を通って、青森市内で国道4号へ...

ワインディングを楽しんで、目的地下北半島へ向かった。

野辺地から国道279号線むつはまなすラインに入る。この国道279号線は基点は海を渡った北海道の函館なのだ。大間からはフェリー航路が国道だ。

このむつはまなすラインは野辺地からむつまでの57Kmは緩やかにアップダウンしながらまっすぐに続いていく...

空は依然としてグレーのままだった...

むつで国道338号へ左折。陸奥湾を左に見ながら走る...

ここで陽が射してきた。

一気に気温も上がってくる。

この辺の住宅街で遅いクルマにつっかえてしまった。後ろにZ4Mクーペが追いついてきた。道路が開けたので、詰まったクルマを

パスして前に行った。着いて来るかと思ったが、その場所でZ4Mクーペを見失ってしまった。

脇野沢からは平館海峡を見下ろして走る海峡ラインに入る...

昨年は土砂崩れで走れなかったが、この道は実に気持ちのいいワインディングだ。

どんどん高度を上げていく...

空はいつの間にか快晴になっていた。

昔の未舗装時代とはえらく違った快走路。

ここを夜走ったことがあるが、なんとも寂しすぎる道だった。

今では電柱まで立てられている。(建てられたばかりみたいだが...)

この先で県道253号と合流して、海峡ラインは仏ヶ浦目指して海に出る。

快晴の仏ヶ浦にて...

尖った岩は一ツ仏と呼ばれる。

この尖がりようは、北海道雷電岬の弁慶の刀掛岩と同じくらい印象的だ。

仏ヶ浦は90mを超える断崖もあるなど陸上から近付非常に困難な場所で、長らく地元民のみに知られる奇勝であったそうだ。

昨年はお盆にライトアップされたそうだ。

場所が場所だけに、遊覧船から見ることを前提に行われたようだ...

まぁそりゃそうだ。暗闇のあの遊歩道を歩くのはかなり危険かもしれない。

近年きれいに整備された桟橋。

佐井港または脇野沢港からの遊覧船が発着する。