寒明の雨、九州の海岸を行く 2012/3 九州
 

いつものように仕事を終えて、家に帰り、いつもの荷物をカバンに放り込むと0時になっていた。17日0時東京を出発する。

東京インターに入る前、環八のエネオスで満タン給油をして東名に入っていく。いつもの旅の始まりだ。

最近の旅の出発は体力が落ちてきたせいかすぐ眠くなる。この旅の出発も富士川SAで既に眠くなり仮眠を取った。かなり情けない旅の出発だが絶対ムリはしない。体が「旅モード」になかなか切り替わらなくなっているだけさ...

早朝の関西脱出失敗、中国道渋滞に巻き込まれる旅の始まり

1日目 2012年3月17日 3月恒例の九州へ出発

7時間もかかって新名神土山SAに着いた。これは確実に中国道の渋滞に巻き込まれてしまう。6時までに吹田を通過するのが自分で決めていたルールなのだが、また間に合わなかった。予想通り吹田から中国道山陽道の分岐までは自然渋滞だった...

山口ICを越える前で、体力が限界に達したため本格的に寝ることにした。2時間くらい熟睡して関門海峡を目指した。

関門橋を越えたのは既に17時を過ぎていた...

体力以上に昨日までの睡眠時間が平均4時間だったのが効いているようだ。(あー歳とったなぁ〜(T_T)

もっと先まで進もうと思っていたのだが、天気予報をチェックしても明日は九州全域雨の予報。体力的にも厳しいのでホテルを変更して北九州空港のいつでも空いてる東横インに向かうことする。

北九州空港へ向かう前にガソリンスタンドで給油と中国道でこびり付いた塩カルを流して出発。すぐ引き返してコンビニに寄った。空港近くには何もないのだ(^-^;

北九州空港へ向かう立派な橋。天気が良ければ素晴らしい風景なのかもしれないが、あいにくここはボクにとっては雨の時とかホテルが取れない時だけ走る道なんだな。

2012年3月17日から24日AM6時までの7日と6時間の3,594Kmの旅。

昨年は出発の日が震災の日になってしまって中止した毎年恒例の3月の九州の旅。2012年はなんとか行くことが出来ました。

寒明の雨とは、立春の頃、春とは名ばかりで雪やみぞれまじりの雨が降る、春の雨にはまだ遠い雨を言う。

今年は3月中旬を過ぎても寒さは続いて桜の開花も大幅に遅れた春だった。この旅も寒い雨の日が多い旅だった。天候的には過去最悪の旅だったかもしれない。

でも...すこし長い旅って、旅を終えて振り返ると、かならず心に残る旅になっている。

だから旅ってやめられないんだ...

中国道は小雨が降ったり止んだりの天気。雪にはならないようだ。

中国道では楢原PAで爆睡、真庭PAで大好きな蒜山ジャージーヨーグルトで栄養補給、14時頃七塚原SAでうどんの昼食。

かなり遅いペースで進む。天気も良くないからモチベーションが上がらない(^-^;


そして、広島島根山口の県境に入って行くと路肩に雪があった。この付近は本当に雪深いところ。このあたりを旅したのは記憶の彼方だななどと考えながら走っていた。

ホテルに着いて、コンビニ弁当を食べながら明日の旅の検討を始める。旅の師匠のOh!さんTELして温泉情報などを仕入れて、決めた結論は... 南下だ。明日は南に向かう。雨なので美味しい物重視でお店も予約。一人客ってのを嫌って最初の料亭には断られた(複数人用の座敷しかないとか)けど、なんとか評判のよさそうな店を予約できた。夕食までの時間楽しんでドライブ出来ればそれでいい。

疲れを明日に引きずらないようにこの日は早々に就寝した。