錦江湾を見下ろす展望所に一人立つ

開聞岳の背後には、夕暮れのなごりの朱が広がる

風は凪いでいたが、山の気温は零度まで下がっていた

宵暗と夜の狭間の時間

天空に星が現れる

佐多岬へ向かう国道269号を行き交う自動車のヘッドライト

対岸の指宿の街灯り

東の空には月があって、少々明るい空だったけれど

ボクはこの風景が見たかったのだ

星空と開聞岳、そして穏やかな錦江湾

満天の星空を見るために、またここにやってくるだろう