種差海岸で、東山魁夷はその出世作「道」を描き、司馬遼太郎は著書「街道を行く」で「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした。」と書いている。

天然芝の草原が広がるこの海岸は、日本でも稀有な場所である。多くの文人や画家を魅了したその風景は、道路整備などで多少縮小してはいるが、荒々しい岩肌と芝が広がる風景は今も健在だ。

ここは種差海岸駅前の浜。天然芝生の平原が広がるきもちのいいところ。

長い距離を走って、此処へ来て、芝生に寝っ転がって、空を見上げるのもいい。座って海を見つめるのもいいだろう。美味しいお弁当を食べるのもありだね。

ボクは、過去の文人や画家が見たような、とびっきりの種差海岸の風景をまだ見てはいないだろう。

多分、急ぎすぎた旅人には見せてもらえない風景があるのだろうな。

ならば、次回はゆっくり、ゆったり、まいりましょう。

この海岸が稀有な風景であるのは、その草原が天然芝だということ。

日本の海岸線はずいぶん長いものだけど、こんな風景は他の海岸にはないのです。