雨の中の大移動が功を奏して、この日走る積丹から日本海を南下するルートは快晴。

島武意海岸の蒼い海に感動し、追分ソーランラインを夕陽を追いかけて走る。

北海道の旅の終末は日本海に沈む美しい夕陽だった...

積丹半島シリパラインを行く

積丹ブルーの島武意海岸へ

7日目 2006年9月8日 夕陽を追いかけて...

旭川から道央自動車道で札幌、札幌から札樽自動車道で小樽へ。

観光客であふれる小樽はそのままスルーして、国道5号、国道229号シリパラインと言われるこのルートを走る。

昨日の雨がうそのような天気になった。

塩見町の滝ノ澗トンネルに入る前にある漁港付近から見えるローソク岩である。

海の中にこの岩だけがすっくと立っている。

この岩の写真を人に見せると、ローソクではなく、何かほかのものにそっくりだと思うそうである。

それが何であるかは、みんななぜか言ってくれないの...

先端へつづく岬はまるで、神威岩に襲いかかる竜のようではないか...

レストハウスと駐車場を見下ろす。

風の強いときは車の向きを西に向けて停めた方がいいらしい。

強風でドアを開けたときにドアを破壊されることがあるようだ。

積丹半島の西側もシーサイドドライブが楽しめそうだ。

ここで、函館のホテルの予約と明日のフェリーの予約を取る。

積丹半島のハイライト神威岬へ

積丹半島西岸カブトラインからソーランラインを行く

積丹半島の西岸は険しい断崖絶壁を切り開いた道が続く。

確か昨年来たときは災害で通行止めだった。

写真は、川白岬付近を走行中。

さぁ、積丹半島と言えばうにである。漁師直営という「みさき」と言う店に入った。

「限定25食アカエゾバフンウニ丼」3,000円である。*一日25食を越えると3,300円になります、とメニューに書かれていた。

こ、この色、この量!

もぉー、なんとも言えないくらい美味い...

あー生きててヨカッタ...

景色なんてどうでもいいや。って食べてる時は思ってマス。

「限定25食、アカエゾバフンウニ丼」

断崖をつづらおりに登って、トンネルにたどり着いた。

振り返ってもう一度、この風景をまぶたに焼き付ける...

14:30に神威岬に到着。

さっそく、神威岩を目指して階段を登りだした。

だが、岬先端へつづく遊歩道は女人禁制の門が閉まっているため先へ行けなかった。(その昔神威岬は女人禁制の地だったらしい。現在はもちろん女性も入れます)

強風のため今日は立ち入り禁止になってしまったらしい。ついてない...

さらに神威岩が近くに見えてきた。

このシーサイドドライブはたまらない。

シリパラインから見る海はどこもすばらしく美しい。

天気も最高!オープンドライブがきもちいい。

島武意海岸の駐車場から海岸へは、一山越える必要がある。

道道から駐車場までクルマでそこそこ登って、最後に徒歩でこのトンネルをくぐっていく。

このトンネルは30mほど続く。

もともとは海岸で水揚げしたニシンを運ぶために掘られたトンネルだと言う...

どこまでも蒼い世界が広がる。

至福のドライブが続く...

国道229号から道道913号へ入り、島武意海岸を目指す。

トンネルを抜けると...

おぉ!どこまでもブルー...

海が蒼い、空も青い、積丹ブルーの世界...

はい、

これでもか、と言うくらいすばらしい風景でした。

道道913号から、国道229号を神威岬を目指す。

神威岬まで11Kmのカンバン。気持ちのいいシーサイドライン。

遠くに神威岬と神威岩が見えてきた...

落胆は大きい。

うに丼などのんびり食っていたせいであろうか...

とりあえず遠くからでもこの絶景を収めておきたいので、さらに高いところにある展望台を目指す。

さて、このとてつもなく透明度の高い海。

なんか風景として完成されつくしているというか...

海岸線へ降りてみる。

なんてきれいな海なんだ...

積丹の海岸線は荒々しい断崖が続く...

うーん。この海の色はすごい。

神威岬で竜を見た...

この神威岬が見下ろせる展望台で30分ほどボーっと海を見た。

明日は北海道を離れよう...

マッカ岬という岬付近、昔は難所と言われた場所だがこのようにすばらしい道路になっている。

国道229号岩内付近。

羊蹄山が見えてきた。

昨年は岩内でうに丼食ったが、かなりいまいちだったんだよな...

岩内を越えて、雷電海岸付近である。

先に見えるのは尖がった雷電岬の刀掛岩。

弁慶が雷電峠で休息した際、岩をひねって、大刀を置いたという伝説が伝わっているそうだ。

寿都湾東岸をひた走る。

時間は16時28分。

正面は、月越山脈。

淡々と走る。ドライビングハイ状態...