弁慶岬は昨年も来たし、たいして良いところでも無いと思っていたので、通り過ぎようと考えていた...

でも、あまりに空がきれいだったので予定を変更。

ここで、休憩することにした。

灯台までの一本道を歩く...

後ろの空には筋雲が流れていく...

再び、弁慶岬にやってきた

昨年も夕刻に訪れたはず...

夕陽に向かって走ろう。

瀬棚の町が見えてきた。

風車とろうそく岩、三本杉岩が海から生える変わった風景の街である。

ここから、奥尻島へ出るフェリーが出ている。

瀬棚海道にて沈む夕陽を見送る

弁慶の像と灯台、バックには積丹半島。

もろに観光写真になってます。

でも、義経伝説ってどう考えてもマユツバなんだよなぁ。

アイヌの人々が岬の岩を指して「ペルケイ(裂けた場所)」と言ったのを、後に弁慶に結びつけたとする説があるとのこと。これだよ絶対...

夕陽を追いかけて走る

17:34 ポロ狩場川の河口付近。

行きかうクルマは無く、一人ぼっちのドライブ

慣れているはずなのになにか寂しい気分。

この先には日本有数のラジウム温泉 モッタ海岸温泉がある。温泉に行けば人もいるだろう。

いや、ここで休憩して夕陽に振り切られていいのか?

よってけ!島牧という面白いネーミングの道の駅を越えたあたり、アナマ岩と呼ばれる付近。

このようにロックシェードの道が続く。

弁慶岬を出て国道229号を西へ...

夕陽を追いかけて走る。

歌島漁港付近で、前方に雄大な狩場山が見えてきた。

道南では羊蹄山の次に高い山だ...

国道229号から227号で函館へ

東の方向、積丹半島を望む...

本当に何も無いところ。

夕陽を捕まえろ!

どこにもクルマはない。たった一人で走る国道229号...

ここまで夕陽を追いかけて走ってきた。

瀬棚町の美谷漁港で沈む夕陽を見送る。

BGMはRoxyMusicの"True To Life"

美谷漁港にある獅子岩と呼ばれる奇岩。

ゴジラ岩のほうがしっくりくるな...などと独り言。

17:58 いよいよ日没だ...

朱や蒼、さまざまな色に世界が染まる..

旅の最後を飾る夕陽。

なんとも感動的だった。

カーステレオから流れる"Tara"のサックスを聞きながら

ここで日が沈むのをずっと見ていた。

18:04 水平線にある厚い雲のなかに、完全に沈んでいく太陽。

北海道で見る最後の夕陽だ...

本当に奇妙な風景だ...

瀬棚の町を過ぎると、国道229号は一度内陸部へ入る。

昨年はここはすごい霧で前が全く見えずに怖い目にあったが、今日はそんなことはなく気楽なドライブ。

再び国道229号は海沿いに出る。

てっくいランド大成という道の駅(てっくいとはひらめのことらしい)を過ぎたあたりの海岸線で見た漁り火。

この日の写真はここで終わっている。

この先、江差まで国道229号、そして国道227号で中山峠を越えて函館へ入る。